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台風進路予想2014米軍・気象庁

2014年度 台風進路予想・米軍台風情報・気象庁台風情報など、台風の最新情報をお届け。台風進路予想に役立つ情報をお伝えします

 

台風8号の勢力弱まる。関東での勢力を米軍から予想 [台風8号]

8日に特別警報まで出された台風8号の勢力が弱まりつつあります。

10日9時に発表された米軍の進路予想図を見ると、
関東直撃はほぼ確定的ですが、
台風の勢力を表すシンボルマークが小さくなってましたね。


予想進路も修正されて、

九州→四国→和歌山→名古屋→関東→福島→北海道の東と、

太平洋側を素直に進む進路予測に変わってました。


米軍台風進路予測図から関東上陸した時の勢力を見てみたい
と思います。
201408-0710_navy.jpg
↑クリックして拡大


「10/12Z」 10日/21時
中心位置は和歌山県付近にありますね。
この時の勢力が、

最大風速20メートル(時速74キロ) 最大瞬間風速26メートル(時速93キロ)

と予想されてます。

7日15時に石垣島付近にいた時の台風の勢力が、

最大風速69.5メートル(時速250キロ) 最大瞬間風速85メートル(時速305キロ)

だった事を考えると、
勢力はおよそ3分の1に減少したと受け取れます。

といっても、まだ風速15メートルを超える強風域にいますので
普通レベルの台風には変わりありません。


「11/00Z」 11日/9時
台風の中心地が福島県のいわき市にあります。
この時の勢力が、

最大風速18メートル(時速65キロ) 最大瞬間風速23メートル(時速83キロ)

と弱まりつつもまだ強風域であることに変わりありません。


では現在の進路速度から関東上陸時の勢力を予想しますと、

上陸日時が 11日/午前4時
最大風速19メートル(時速68キロ)
最大瞬間風速25メートル(時速90キロ)

こんな感じになるでしょうか。
これは米軍の台風情報から算出した数値ですが、
気象庁が予測している最大風速よりも小さいですね。


米軍が予想する数字の方が大体はいつも大きく出るのですが、
今回の台風8号に関しては気象庁予報の方が大きいですね。

米軍も気象庁もそれぞれ一長一短がありますので
どちらが優れているとは言えないですが、
今回は米軍台風情報の方が精度が高いような気がしてます。

だって気象庁は台風8号に特別警報を出した手前、
勢力が一気に弱くなったとは言いにくいんじゃないかと
思ってしまいます。勝手な想像ですけど。


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関東での勢力についてまとめると、

「過去最大級クラス!」と騒がれていたほどの勢力は
微塵も残らないと思ってます。

とは言っても、まだ最大風速が19メートルもあります
風速19メートルがどんなレベルかというと、

小枝が折れる、風に向かって歩けない、ビニールハウスが壊れる

十分に立派な台風ですw

しかも、今はまだ梅雨の時期。

梅雨前線が停滞してるので、風の強さが弱まったとしても、
雨の降る量はハンパないかもしれません。

交通機関への影響は勿論ですが、
河川の氾濫にも十分注意しましょうね。


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